■「現場目線」で造られたアウトドアナイフ

渓流釣りが趣味という鍛冶職人が、まさに「現場からの目線」で造り上げた、使いやすさを追求した一品です。

持ってみると思ったよりも軽く、疲れにくいナイフに仕上がっています。これは鍛冶職人が、「重くては川や山で持ち歩きづらい」と考え、意識して軽めに仕上げているそうなんです。刃と持ち手の間は、指止めが加工されており、安全面にも配慮しています。

刃の長さは約16cm。この長さなら、釣った魚を捌いたりキャンプの食材を切るだけではなく、藪や小枝を払ったり、山菜採りなどにも使えますし、狩猟などの用途にも活躍します。

また、このアウトドアナイフは、アウトドアシーンでの幅広い用途で活躍するように、包丁のような鋭い刃付けよりも、どちらかというと欠けにくい丈夫さに重点を置いた、「タフ」な刃付けになっています。

持ち手の部分には、レスキュー隊の靴紐などにも使われているという、丈夫なナイロンロープを使用。滑りにくく、しっかりと手になじむので、ハードな使用にも十分耐えられます。このロープはペンチでしっかりと縛ってあるので、そう簡単には解けないそうです。

■長切れする高級鋼「安来鋼 青鋼」を使用

刃の鋼は、安来鋼（やすきはがね）の高級鋼「青鋼」を使用。長切れし、高い硬度と粘り強さを兼ね備えた鋼で、硬いので若干研ぎづらいという一面もありますが、その反面、一度刃を付けてしまえば、長い間切れ味が持続するという大きなメリットがあります。

表面の仕上げは、黒い部分を残した「黒打（くろうち）」仕上げ。この「黒打ち」とは刃物の仕上げ方法のことで、製造過程で黒くなった刀身の部分を残し、刃の部分だけを研いだものをいいます。黒い部分を残している分、磨き仕上げに比べると、若干サビに強いといわれています。少し無骨で「渋い」雰囲気が感じられる仕上がりです。

本格的な打ち刃物というと、錆が心配という声をよく聞きます。しかし、使い終わったあとにきれいに汚れを落として、しっかりと水気を拭き取ってあげれば、そう簡単には錆びません。切れ味が鈍ってきても、刃を研いであげれば切れ味をずっと維持することが可能です。

そして、機能性を考えた、丈夫で本格的な革ケース付き。ベルト通しも付いているので、腰につけての移動も楽に行えます。

アウトドア派の鍛冶職人が己の経験をふまえ、一本一本丹誠こめて鍛え上げました。これ一本で藪を払い、ロープを切り、食材を切ったり釣った魚を捌いたりが可能となります。

山、川などのロケーション、釣り、キャンプなどのシーンを問わず、すべてのフィールドで活躍する本格アウトドアナイフです。

■商品スペック鋼 安来鋼 青鋼 二号刃 両刃全長 約28～29cm刃長 約16cmケース 革製利き腕 左右共通

一本一本手造りのため、サイズに若干の誤差がある場合がございます。あらかじめご了承下さい。

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